未成年でも働ける？

未成年でも働ける？

バイク便は未成年でも働くことができますが、事業者によって異なるので求人票の募集内容を確認しましょう。バイク便はオートバイを使って預かった荷物を配達するものなので、小型自動二輪免許以上の取得は必須になるため、年齢の下限は16歳です。
ただし、雇用形態は個人事業主がバイク便の事業者と請負契約をする形になるのが一般的であることに注意が必要になります。配達中に事故などが起きた場合には自己責任が基本になりますが、未成年では損害に対処できるだけの能力がありません。そのため、保護者の保証がないと契約できないと考えた方が良いでしょう。人手不足になっている中小の事業者には保証人が不要になっている場合もありますが、事故の際の責任の所在は確認した方が良いです。
また、当然ながら急いで配達を行うには道を熟知している必要があり、オートバイの運転経歴が短ければ知識が不十分になるため、事業者にとって使い勝手の良い労働者ではないため、採用枠を争う状況になっている場合には不利です。

依頼は配送プラスアルファのメリットがある

バイク便は決まった時間や決まった場所に配送してくれるので、発注などの手間がかからず依頼しやすいです。頻度が高い場合は配送員を固定することにより、複雑な配送内容にも対応することができます。定期的な配送業務を定期便に移行すれば、人件費やガソリン代、駐車場代などの諸経費を大きく削減できるでしょう。
バイク便は速達や宅配便では間に合わない荷物にも便利で、遠方であっても当日配達することができます。車の渋滞の多い場所でも車体の横をすり抜けて行けるので、早急な運搬を実現することが可能です。大量の荷物を当日中に納品しなければならない時や医療関連のデリケートな荷物を運びたい時などにも有効で、検体や治験薬の緊急輸送も行っています。震災時の有効な交通手段としてもバイク便は活躍していて、万が一の不測の事態に対して復旧に向けて最前線での支援を約束する災害レスキュー便もあります。バイク便の依頼は物を運ぶだけでなく代理人としての要素があり、配送プラスアルファの要望に応えられるのが大きな強みです。短時間の事務作業や付加作業をつけた業務、メールルームの運営など幅広いアウトソーシングサービスに対応しています。